2007/01/20

冬の京都 修学院離宮


 赤山禅院のすぐ隣が修学院離宮。地蔵を曲がれば目の前に見え、すでに来ている人がいて係りの人に、はがきと証明書を見せて中に入りビデオを見たり、写真を撮って待つ。静かで総面積が5万5千㎡を超える広さで、今回私たちは3Kmを歩き、下、中、上離宮を松並木、田畑の自然の中を歩き見学した。若い女性が案内説明をしてくれ、最後から男性がつく。まず寿月観へ行く。御幸門(みゆきもん)の鍵を開け中に入ると庭園が美しい。「紅葉のころは素晴らしいだろうな」と思いながら襖絵や杉戸絵を見て綺麗な松並木をのどかに歩き中離宮へ入ると楽只軒(らくしけん)、客殿があり、互い違いに配された、大小5枚の棚板がいかにもかすみがたなびいているように見えることから霞棚と呼ばれ天下の三棚と称されている。襖絵や庭園を見て上離宮へ行く。石段を登っていき見下ろすと大きな池、浴龍地があり、山々から京都市街が見渡せ、ここからの眺めは最高だった。池の周りを一周する。船着を見て、西浜を歩くと大刈込みの生垣が続く。数十種類の常緑樹を混植したもので、所々にある穴で刈り込むそうだ。来た道を帰り1時間20分の見学を満足して終えた。

3 comments:

てんとうむし said...

そうそう、この前後に案内人が付いて
見張り(?)しているのが面白かった。

贅沢だよね。
そのお陰で、私達は今、すばらしい文化財に
接することが出来る、この幸せ。
次回も楽しみです。

yosiko koko said...

冬の京都素敵旅。素晴らしいですね。
冬の京都ブログのおかげで楽しく拝見させて頂きました。こんな旅が出来てお幸せですね。
ここしばらくブログご機嫌が悪く今日ゆっくり見れて良かったです。

ちょろ said...

とうとう修学院離宮までやってきましたね!
一度は行ってみたいと思うところのひとつですが・・・なかなか・・・
このブログでゆっくり見させていただいています。