2007/03/22

東寺 観智院







 観智院は東寺一山の勧学院で、所蔵する密教聖教の量と質だはわが国最高といわれる。中に入るとまず国宝の客殿へ。宮本武蔵が一条寺下り松で吉岡一門と戦った後、身を寄せていたときに描いたといわれる「鷲の図」が床の間にある。荒鷲が今にも飛びかからんとする様が描かれていた。説明を聞いたので「なるほど」と分かるが何年もたち紙が変色していて分かりにくいが迫力は十分伝わる。「竹林の図」は竹が交差して描かれ、二刀流武蔵の心意気が感じる。客殿の前には五大の庭があった。書院には浜田泰介画伯の「四季の図」が武蔵の絵と対照的に色鮮やかに描かれていた。また茶室から見た庭園も素晴らしかった。
写真 上 五大の庭
    中 茶室前の庭
    下 茶室横の手水鉢

2 comments:

Anonymous said...

私は、東寺といえば日本最古といわれる厠。
hanazakuroさんに比べると
興味の持ち方に大きな差がある。
w(☆o◎)wガーン。

siketa said...

勉強させて、頂いております。
有難うございます。
鷲の図  
竹林の図  見に行きたいです。
メモして、おきます。