2006/04/01

春の京都 相国寺



 9時からの拝観と思い出かけたら10時からで、境内を写真を撮りまだ時間があるので、ベンチにかけて待っていたら、やはり私と同じ思いだった人が数人いて話しながら待つ。始めは法堂へ入ると、仏殿を兼ねている。ここで一番驚いたのは天井に書かれた狩野光信の龍の絵だ。絵の下に立ち、一人一人手を打ってみると、すごくいい響きの音に聞こえ、これは鳴き龍といわれている。さらに驚いたのは絵のしたを回って見ると龍の顔が変わっていくではないか。さらに進むと最後には龍はひっくり返り、顔も、お腹も上を向いている。もう半信半疑で何回も行ったり来たりしてみても同じだった。
 次は開山塔は行き、像と庭園を見学する。とてもきれいな庭園だった。かつては水が流れていたが今は流れていて水はなかった。そして浴室を見学する。蒸気欲をしながら、ひしゃくで湯を取り、体にかけ湯をする入浴法をあわせて行う方式であったと説明をうけた。龍の余韻を残しながら御所へ向かった。

1 comment:

ちょろ said...

僕も狩野光信の龍の絵を見てみたーい!