2006/02/24

冬の京都 興聖寺(こうしょうじ)


 平等院から宇治川の朝霧橋を渡り右折してしばらく歩くと石の門がある。この門をくぐりると、200m程の坂道が続きこの坂を琴坂と言う。宇治川の瀬音が樹々の間を通ると、それがまるで琴の音のように響くからだという(私には聞こえなかった)。桜、ヤマブキ、ツツジ、カエデ・・・季節によってこの坂を彩る色は変化する。秋は紅葉のトンネルが素晴らしいという琴坂の突き当たりは竜宮造りの桜門が迎える興聖寺だ。桜門、中雀門とくぐると本堂が見える。静かな趣きあるお寺だった。

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